ってことを以前講義で学んだことがある。


(工学的な意味での)デザインとは「アイディアを生み出すこと」ではなく
「目的を実現する形を生み出すこと」だ、って感じのことを教わった。 

アイディアはその過程で生まれてくるものなんだって。


例えば、
鐙(あぶみ)っていう馬具。
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鐙が生まれる以前は、足の筋肉で無理やり馬を締め付けて身体を固定していたらしい。
背の高い馬への騎乗は難しく、乗馬自体が訓練した貴族だけの技術で(逆にそれがステータス)、
速度も出せないし、馬上で激しい動きも不可能だったわけ。

汗血馬に乗れた関羽や呂布はそれだけで凄いってこと。
(しょぼい武将はロバに乗ってるようなもん。そりゃ疾いわ。)
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実際には三国時代、鐙はまだ発明されていないとのこと。その100〜200年後ぐらい?


ところが鐙たったひとつの発明で、
大型馬への騎馬でさえ誰しもが少しの訓練で可能になり
それまでとは比較にならないスピードで駆けることが出来、
両手で武器を振り回しても(有効かどうかはさておき)大丈夫なぐらいの安定性を得たとのこと。


鐙という発明は、とんでもなく優れたデザインだということです。
むちゃくちゃアイディアマン!

僕の大好きな漫画ヒストリエの主人公もこれを思いつく描写あったけど、あれは創作話の模様。
あの漫画の中でも特に好きなエピソードのひとつ。

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でも、実際に鐙はヒストリエでの描写のような
「天啓のようなひらめき」で生まれたものではないと思う。 


どうすれば「一人で簡単に騎乗し、馬上で安定できるような道具はないか?」
という目的がまずあったはず。
目的を実現するための形を創造していく過程で
【両脇に踏み場を吊るす】という「アイディア」「閃き」が生まれたというはず。



いちおうポケモン中心のブログなんだからポケモンの話題にすると…

天才的な構築や見たことのないギミックだって、
閃きで生まれてくるものはあまり多くないということにつながってくる。


「どうすれば〇〇を対策できるのか」「どうやってこの技を活かそうか」
そういう目的がまずあって、そこにピースを当てはめていくことが
殆どの方々のパーティーメイキングのはず。

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http://blog.livedoor.jp/katushy/archives/30312520.html
かちゅーしゃさんのマークーダが生まれる理由の記事読んでも解るように
ヤバいギミックも「目的」があって初めて「アイディア」が生まれてくる。

発明は99%の努力と1%の閃きって言葉もそう。


何を実現したいのか、どうやって実現するのか、
地道な推考を重ねた結果に「とんでもないアイディア」が生まれてくるんだと僕は思う。